【奥歯の痛みは親知らずを疑おう】痛む理由と抜歯・処置

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【親知らずと奥歯の痛み】

親知らずが痛むその理由とは

永久歯が生えそろった後、遅れて生えてくる親知らずは、現代の人にとってはあまり嬉しくないものです。

なぜなら、大抵の場合は虫歯などの原因となり、そうでなくとも炎症や口臭の原因など、トラブルの元にしかならないからです。なぜ、親知らずは痛みが出やすいのでしょう?

親知らずが痛くなる理由

親知らずは、そのほとんどが斜めや、横に向かって生えてきます。親知らずを含んだ全ての歯が収まるほどのスペースが顎にないため、このような生え方をします。

まっすぐ生えているのならば問題はないのですが、斜めや横に向かっている場合、自分でも気付かないような、思わぬ空間が作られていることがあります。

この空間にも、歯の大部分と同じように、食べ滓や細菌が詰まります。通常ならば、歯ブラシによるブラッシングで、これらの汚れを取り除くことができますが、異常な生え方をしている親知らずに限っては、そうはいきません。

親知らずが作り出した空間に入り込んだ食べ滓や細菌は、そのまま発酵、繁殖してしまいます。強い口臭はもちろんですが、周囲の歯茎に炎症を起こします。

この炎症が、親知らずが痛む原因です。そして腫れ上がった歯茎は歯と擦れあい、傷がついてさらに強い痛みとなります。親知らずの痛みは連鎖します。

そのほかにも、無理な方向に生えた親知らずは、奥歯から前歯までの歯に圧力をかけてしまいます。歯が生える勢いはとても強く、歯並びに影響を与えるほどですが、これはそのまま痛みの原因となる場合があります。

若い女性は特に注意

親知らずは、体調が崩れて抵抗力が弱くなった時に特に痛むことで知られています。

その中でも、女性が妊娠した時の親知らずは、とても腫れやすく、痛みやすい状態となります。それまで痛むことなどなかった親知らずであっても、決して油断は出来ません。

それに加え妊娠中は、麻酔や抗生物質の使用を制限される場合があるので、治療を進められないことも多いのです。将来的にお子様を考えている女性は、親知らずの抜歯について検討されることをお勧めします。

親知らずは抜くべきか?

親知らずは、誰もが抜くべきという訳ではありません。しっかり生えそろっていたり、痛みや腫れなどの原因とならないことが明らかだったりする場合には、抜くべきでないと判断される場合もあります。

しかし、大抵の場合は問題ある生え方をしており、その歯はいつかトラブルを引き起こすかもしれません。抜歯を行うかどうかも含め、ご相談については当院へお気軽にお越し下さい。


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